爬虫類ケージ 大型・オーダー設計|90cm〜5m/全面ガラス・アクリル対応|CREATE THE SEA

 

C R E A T E  T H E  S E A

大型爬虫類ケージ・オーダー設計|90・120・180cm/1800対応(全面ガラス・アクリル)

住空間に、生息環境を。

科学 × 美意識 × 安全設計で“生き物が快適に暮らす建築”へ

90・120・180cm対応/4〜5mの大型特注も可能(5m超は要相談)/ 全面ガラス・アクリル・壁一面の埋込み型コーナー仕様
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設計思想:生息環境を住空間へ

CREATE THE SEAは、ケージを“生き物が快適に暮らすための建築”として設計します。 対象生体の最大体長や行動パターン、生息環境に基づいて個別最適化。 光・温度・湿度・通気・水質・音・振動までを統合し、室内に生息環境をできる限り忠実に再現します。

木製キャビネット一体型の大型爬虫類ケージ施工例(ガラス面・縞板フレーム)。室内設置に合わせたオーダー設計
施工例:木製キャビネット一体型の大型爬虫類ケージ(ガラス面/縞板フレーム)— 室内空間に合わせてオーダー設計
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対応レンジ(90・120・180cm〜5m)と構造

  • 90cm・120cm・180cmから、4〜5mの大型特注まで柔軟に対応(5m超は要相談)。
  • 全面ガラス・アクリル、コーナーガラス、壁一面の埋込み型、連結モジュール構成。
  • 特殊ガラス+ロック機構+断熱フレームで安全・断熱・メンテ性・美観を両立。
  • 「大阪」発、全国で設計・製作・施工に対応。
  • 危険生体(ワニ等)の給餌・清掃・日常作業の安全性を重視し、必要に応じて管理導線と安全機構を設計します。
コーナー仕様の大型爬虫類ケージ施工例(ガラス三面・縞板フレーム・木製キャビネット一体)。オーダーメイド対応
施工例:空間の角を活かすコーナー仕様の大型爬虫類ケージ(ガラス三面/縞板フレーム/木製キャビネット一体)
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環境タイプ別 × 想定生体

環境カテゴリ 代表生体例 設計要点
高温多湿 イグアナ類、モニター類の一部 UVB・バスキング・霧化/換気バランス/視界ストレス低減
多湿(森林系) カイマントカゲ、スキンク類の一部 水辺+陸域のゾーニング/登攀構造・足場
乾燥(砂漠系) サンドモニター等 放熱・断熱/乾燥基材のメンテ設計
涼しい環境 一部アオジタ類 ほか 遮光・低温帯管理/通気量制御
半水棲・水棲 ウォータードラゴン、ホカケトカゲ類、水棲カメ各種 濾過・循環・殺菌・静音/水位・飛沫・防錆・防振・水質管理
展示用・危険種対応 ナイルワニ、メガネカイマン、コビトカイマン 等 特殊ガラス・二重ロック・バックヤード導線・管理ユニット
縦長(登攀・樹上性)にも対応

高さが必要な生体では、横幅だけでなく縦方向の空間を設計要件として組み込みます。

縦型の大型爬虫類ケージ施工例(木製ボディ・前面ガラス観察窓・通気グリル・縞板フレーム)。オーダーメイド対応
施工例:縦方向の空間を活かすハイタイプ大型爬虫類ケージ(前面ガラス観察窓/通気グリル/木製ボディ/縞板フレーム)
大型爬虫類ケージの施工例(ガラス水槽部・岩肌の立体背景・縞板フレーム・木製キャビネット一体)
施工例:ガラス水槽部+岩肌の立体背景(ロックレイアウト)を組み込んだ大型爬虫類ケージ(縞板フレーム/木製キャビネット一体)
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半水棲・水棲仕様(濾過・静音・防振)

水域を伴う場合は、濾過層・循環ポンプ・紫外線殺菌・オーバーフロー防止を前提に、陸域への勾配・メンテ導線まで設計。 静音・防振・防錆に配慮し、臭いや濁りの抑制を徹底します。

ゾーニングは「環境勾配(environmental gradient)」を作る技術です。

生体が自分で好きな環境を選べるようにする設計思想。

プロの爬虫類飼育設計では最重要概念として扱います。

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環境制御と遠隔監視(150cm以上の大型でオプション)

150センチ以上の大型ケージでは、環境制御・遠隔監視ユニット(オプション)を搭載可能。 温度・湿度・照度のほか、半水棲・水棲仕様ではpH/EC/ORP/DOなど水質指標を監視し、運用状況を可視化します。

  • 自動記録・履歴比較・異常通知
  • 後付け導入可(取得データに基づく改善/臭気・濁りの抑制)
  • 設計段階から、悪化・匂い発生リスクを最小化する導線を組み込みます
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建築連携・床補強(新築/リフォーム)

新築・リフォーム時は、工務店・設計事務所と事前打合せを行い、開口寸法・給排水・電源・換気・搬入経路を建築側図面に統合。 必要に応じて床補強(鉄骨・増厚)・防水・防振を計画し、長期安定運用を可能にします。

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水族館・爬虫類館・動物園への施工

水族館・爬虫類館・動物園・教育/研究機関など大型展示施設でも導入可能。 展示意図・来館者動線・バックヤード運用に適合させ、安全・演出・メンテ性を両立させた総合設計をご提案します。

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導入事例(大阪発/全国対応)

  • 住宅|壁一面の埋込み全面ガラス(W5000級)
  • 展示|半水棲トカゲ × 水棲カメの複合展示(環境制御+水質監視)
  • バックヤード|危険種の運用導線を前提にした安全設計
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よくある失敗と対策

  • 寸法を固定基準で決める → 最大体長と行動パターンに基づく個別設計
  • 換気/湿度の不整合 → 吸排気位置・風量・ミスト運用の総合設計
  • 水域の臭気・濁り → 濾過・殺菌・静音・防振・監視の組合せ
  • 施工段階での干渉 → 工務店と初期連携/床補強・開口・給排水を図面統合
メンテナンス時の「驚き・暴れ」まで想定した安全設計

(設計方針)爬虫類の体の最大全長に対し、メンテナンス時の安全性を高めるために十分な余白(例:最大体長の6倍程度)を確保する考え方を採用することがあります。 狭い空間では、驚いて暴れた際に顔や体をぶつけて負傷し、そこから悪化・衰弱につながる可能性があるためです。

  • 衝突リスク低減:慌てた動きでも壁・枠に当たりにくい余白
  • 作業導線:清掃・給餌・点検が成立する動線設計
  • ロック・フレーム:扉・枠・金具まわりを安全前提で構造化
大型爬虫類ケージの施工例(木製キャビネット一体・縞板フレーム・ガラス前面)。メンテナンス作業を想定した安全設計
施工例:メンテ時の驚き・暴れまで想定し、作業導線と衝突リスク低減を重視した大型爬虫類ケージ(木製キャビネット一体/縞板フレーム/ガラス前面)
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FAQ/お問い合わせ

  • Q. 幅5m以上は可能?
    A. はい。要相談として個別に設計・検証・搬入計画を行います。
  • Q. 遠隔監視はどのサイズで?
    A. 150cm以上の大型オプション対応(後付け可)。
  • Q. 新築時の進め方は?
    A. 工務店・設計事務所と事前打合せし、床補強・給排水・電源・換気・開口を建築図に反映します。
ご相談はLINE・メール・お電話で
E P I L O G U E

責任ある美意識を、海とともに。

CREATE THE SEAの理念は、生息環境をできる限り忠実に再現し、生き物が快適に暮らせる空間を創ること

科学と美意識、安全設計を重ね、住まいと展示空間に“やさしい自然”を宿します。